「嫌いだから愛してる」ある日の雨宮さんと棚橋くん

「棚橋、棚橋」

「なんだよ」

「このシャツいいと思わない?」

「は?」

「そんでこのネクタイ合わせたらかっこいいと思う」

「なんだよ急に」

「たまには棚橋にプレゼントしてやろうかと思って」

「……あほ」

「あほってなんだよ!!」

「そんなのどうでもいいっつうの」

「人の好意をどうでもいいと言うか、あんたは」

「そんなものは自分で買える。どうせなら、お前にしか出来ないものくれ」

「あたしにしか出来ないもの? ちょ、待った。何その笑顔!! すっげぇ嫌な予感!!!」

「俺のこと名前で呼んでみ?」

「……」

「なんで沈黙なんだよ」

「ぜっっっっっっっっったい嫌だ!!!!」

「お前どんだけ力一杯だよ」

「なんでそんな恥ずかしいことしなきゃいけないんだ」

「ほほーう。お前にとって彼氏の名前を呼ぶことはそんなに恥ずかしいことか」

「か、彼氏とか言うな!!」

「じゃあ俺はなんなんだよ」

「知らないっ!!」

「愛人か?」

「バカじゃないの、あんた」

「じゃあなんだよ」

「知らないって言ってんでしょうが」

「ゆう」

「うっ、そういう真面目な顔、反則……」

「呼べよ、名前」

「命令かよ」

「無理矢理呼ばせてやろうか?」

「棚橋陽一!!」

「……色気のねぇこと」

「これが今の精一杯!!」

「まっ、今はそれで勘弁してやるよ」


この二人好きだわ〜。笑





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